冷房はいつからつける?本格運転の前にしておかなければいいことは?
①冷房はみんないつから、何度からつける?
夏には欠かせないエアコンですが、暑い日なら5月だって使いたい気持ちはよくわかります。
皆さんは、エアコンをいつからつけているのでしょう?
エアコンをつける時期は、基本的には6月の下旬から7月が一般的です。
だいたい夏の始まりと言える時期で、衣替えをしても暑さを凌げないならエアコンを使うべきです。
「まだ夏じゃないから」とエアコンを我慢していると、熱中症のリスクを高めるだけなので気をつけてください。
温度については、室内温度28度が適温と言われますね。
確かに日本気象学会によると、28度以上の環境は熱中症を防ぐ上で厳重警戒が必要だし、一般的なクーラーの温度と言える25〜28度でも運動時は熱中症の警戒が必要です。
ただ、逆に言えば部屋でくつろいだり、デスクワークをしたりする分には25〜28度くらいの温度に保てば大丈夫と言えます。
逆にそれより低い温度にすると、外気との差が激しすぎて自律神経に不調をきたしてしまいます。
これをクーラー病と言います。
よってエアコンをつける時期は、だいたい6月下旬から7月の初め、気温で言えば25度以上となります。
もちろん、気温が高い九州四国ではもっとエアコンをつける時期は早くなるでしょう。逆に梅雨で寒くなる地域は、6月でもコタツを使うことがあります。
時期はあくまで目安と心得てください。
②夏の本格運転を前にしておいた方がいいことは?
気温や湿度によって暑さを感じるようになったら、エアコンを使って過ごしたいですよね。
しかし、本当にエアコンが必要となる6月下旬から7月からエアコンの運転を始めると、エアコンの劣化や思わぬトラブルにつながる可能性があります。
エアコンは「いつから運転する」という問題の他に、「いつまで運転の準備をする」という問題があることを知っておきましょう。
エアコンを本格運転する前にすべきことは、清掃と試運転です。
これらは遅くとも6月に、エアコンの故障発覚→買い替えという流れを考えるなら、「5月まで」に終わらせることがベストです。
多くの人は夏にエアコンを使い始めて、故障や劣化に気づきます。
そして、メーカーに連絡します。
そのため、エアコン会社は6〜8月に問い合わせと修理依頼が集中します。
もし、夏まで問題を放置していると、修理に時間がかかってエアコンなしで夏を乗り切ることさえ考えられます。
・清掃
一般消費者が行える清掃はフィルター清掃です。
フィルターより奥の部分を無理やり掃除すると、それが故障の原因となるため、異常があるときは業者に相談してください。
・試運転
試運転はエアコンを点検すること、そしてエアコンを慣らして夏の高負荷を減らすことに役立ちます。
夏場は気温が高いので、冷気を作り出す負担がとても大きいのです。
もし、この段階で変な音、異臭、弱すぎる冷気といった問題があれば、修理と買い替えをご検討ください。
③古いエアコンは売って、新しいエアコンで夏を迎えましょう!
エアコンが故障している、故障はしていないが劣化している、という場合は修理よりも買い換えをお勧めします。
新品の修理は例外としても、購入から5年も10年も経っているようであれば、中古品の購入=バージョンアップとなることが大いに期待できます。
たくさん流れているエアコンのCMを見ると、確かに毎回大きなアップグレードしているように感じます。
ところが性能を数字で見比べてみると、逆にマイナーチェンジが多いことがわかります。
つまり1〜2世代の型落ちは、そこまで気にしなくて良いのです。
しかも、中古品はその良悪に問わず、「一度消費者の手に渡っただけで」中古品の価格になります。
同じモデルが量販店の半額以下ということも珍しくありません。
とはいえ「中古品って本当に安全なの?」という疑問は残りますよね。
その点もご安心ください。
エアコン販売王は動作確認、清掃、修理をしっかり行っています。
安くて、きれいで、十分なスペックのエアコンを使いたいなら、ぜひ中古市場に目を向けてください。
エアコンはいつから本格運転させるのか?
その答えは6月下旬から。
エアコンの買い換えはいつから検討すれば良いのか?
それは今すぐです。
遅くとも5月までに試運転と点検を済ませておきましょう。